ねえ神様 もしも一つだけ 願いごとを聞いてくれるなら いいところだけじゃなくて、 嫌なところさえも 知れるようになりたいのです ねえ神様 もしもあとひとつ 高望みをしてもいいのなら その嫌なところも全部抱きしめて 一緒に 生きていきたかったのです でも分かってる そんなこと叶わないと 無駄な夢だと だからこれだけは約束してください あの笑顔が 絶えないように 今の僕は 消え去ろうとしてる あの日のこと 忘れられぬまま でもこの弱い 心があなたにそのことを 伝えようとするのです 指先に感じた温もりを 向けられた眼差しの優しさを 繰り返し繰り返す 忘れないように これからどんなことがあっても それを糧に生きていけるように 自ら投げ出さないように でもわかってる もう二度と 訪れないこと すがりついても だからこれだけは 許してお願い神様 あの笑顔を 思い出させて それでも君に会えたこと 感謝しているよ 後悔なんてない 今日も空が美しいと 思い出させてくれたから