春の風に吹かれ 人は何を想う 桜人は焦がれ 今も夢を見てる 歌う花びら 香る朧月夜 誰もいない世界 耳に咲いた声が ずっとこだましてる 木の芽時 揺れる陽炎の先には 貴方と眺めた景色が 消えた瞬間 込み上げる まるで花言葉のように 桜吹雪は奏でる ああ 僕らの夢旅を 決して 散るはずないと 歌に乗せて 花びらだけが知ってる ああ その時がいつかを ゆらり揺られ 溶け込んでく 時間だけ 淡々と過ぎてく… 桜人 月に照らされた世界は 静けさで包まれていく 消えた瞬間 込み上げる まるで花言葉のように 「私を忘れないで」と ああ 貴方を見つめている 決して 散るはずないと 歌は続く 花びらだけが知ってる ああ その時がいつかを 空を見上げ 月が笑う 夢旅で 花びらは咲き誇る 春の風に吹かれ 人は何を想う 桜人は焦がれ 今も夢を見てる 歌う花びら