美へのアンチテーゼ

歌詞

自分のダサさに初めて気づくお年頃 見様見真似でめかし始める どんどん可愛くなっていく 周りをよそに 一人 気味悪くなっていく 誰も理解はしないけど とにかくなぜだか私だけ 常人外れたありえない姿へと キモイ・きしょい・グロいとか そんな言葉は聞き飽きた もうこれ以上心には抉る余地ない ねえ 誰もほんとのことなど 知りもしないのに ねえ ずっと私を見ては 笑ってるのはなぜ? ねえ 普通に生きてこんな 姿になった理由を ねえ 私だって知りたいよ 誰か教えて ほしい ほしい ほしい きれいになりたいという 普通の願望が どうして皮肉な結果を招くの? 特別なことは何にもしていない 一体何のバツだというの? 平均未満を排除する そんな世間が憎らしい 全てを見た目で評価する世の中が 外見どうにかなるなんて そんな言葉は信じない 見た目より中身が大事なんて 嘘だッ！！！ ねえ もしもお前が意思に反して 醜くなったなら ねえ 理不尽だと思うだろ? 思うだろ? ねえ 人は他人の気持ちなど 分かりゃしない ねえ 今こっち見て笑っただろ 刺すぞ 刺すぞ 刺すぞ また奴らが笑ってる 聞えよがしに大爆笑 普通になりたい努力さえ知らないで 私がなりえなかった そのきれいな頭ちゃん 脳内で何億回でもはねてやる ねえ なんで死なないの? 死なないの? 死なないの? ねえ 死ねばいいのに 死ねばいいのに 死ねばいいのに ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ ねえ 全てのものは 醜くあっちゃいけないって ねえ 美女と野獣のような話は 性善論 ねえ きれいなものが溢れている 世の中で ねえ ヘドロ 被っていい子でいろって できる訳がないよ・・・