どう このまま去って行く 羽もないのに 街路樹横切って行く 音をさらって ああ 静けさの向こうは この胸が痛い程高鳴るのかな ここから 舞い上がれ夜の空へ 悲しみは星の河へ たどる道の深い闇は 七色に光り出した 変わらない言葉だけは 焼きつけてできないはずないわ ささやいた声 消えないように どこまでも響き渡れ ねえ さびれた真実なら 誰が償うの 最果てをくぐって行く 風を頼りに ああ 細い腕を伸ばして その尊い愛だけ信じたいの いつでも 涙さえかき消す雨と 思い出の輝く景色に たとえ深く傷ついても あなたの声は虹 忘れるはずはないわ 陽の当たる高い場所で 空はとても大きくて 流れ雲は影を落し 七色の虹をかけた 色あせた時よさらば もう二度と引きかえさないわ ためらう足音向かい風へ 迷いはなく響き流れ