死を司る この国へ 樹は根を伸ばし 永劫より 魂を汲み上げる 一縷(いちる)の光も果てる 嗚呼、霧の奥 蠢(うごめ)くは 冥府の使徒よ 死の使いよ 凍り付く川面(かわも)より 無数の死者の歌声 此処へ 堕ちるがいい その光を寄越せ 我と 歌うがいい 霧の葬送曲(レクイエム)を あの蛇たちがやって来る 泉を這い出して此処まで 黄昏が近づいた 神々を嘲笑いに 星よ、堕ちるがいい また喰われてしまえ 闇よ 満ちるがいい 古き予言の様に 蛇よ、血を啜(すす)れ 狼は来(きた)れり 我と 朽ちるがいい 霧の葬送曲と <♪> 此処はあまりにも昏(くら)く すべてが盲(めし)いた世界 神を呪う者たちよ 闘いの刻(とき)よ 来たれ 此処へ 堕ちるがいい その光を寄越せ 我と 歌うがいい 霧の葬送曲を 蛇よ、血を啜(すす)れ 狼は来(きた)れり 我と 朽ちるがいい 霧の葬送曲と