帰りたい 帰りたい ありふれた毎日に 目を閉じて 魚になって 眠れない夜が重なって 昇らない朝日 渋滞してる 聞こえない声に耳塞ぎ 動けないままで明日を待ってる 眠りたい 眠りたい 眠りたい 眠りたい 下らない嘘で彩った 変わらない日々に辟易してる さりげない「癖」に病垂れ 気づかないフリで目を閉じた 明けない夜のハルシオン ポケットの中で燻って 言い訳ばかり飲み込んで 羊 数え 眠らない夢とメトロポリス 緩やかな毒に侵されて ブリキの街の面影も とうに消えた 帰りたい 帰りたい ありふれた毎日に 目を閉じて 魚になって 眠れない夜が重なって 昇らない朝日 渋滞してる 聞こえない声に耳塞ぎ 動けないままで明日を待ってる 眠りたい 眠りたい 眠りたい 眠りたい 越せない冬のハルジオン 雪解けを待てず顔出して 翡翠色した鳥たちと 春に焦がれ ゼンマイ仕掛けクロニクル 有明の月に照らされて 雨上がりの匂いを纏い 海に沈む 帰りたい 帰りたい ありふれた毎日に 目を閉じて 魚になって 明けない夜のハルシオン 眠らない夢とメトロポリス 越せない冬のハルジオン ゼンマイ仕掛けクロニクル