朝陽も見てないのに今日も カスタード先回り既に許していた 尻のほうを齧って シャツも 汚さずに済ませてしまうんだ このままじゃ眠れない 狼男も腹を壊しそうな 僕の身体はだんだん タマムシみたいに色がなくなってく らしくない大胆さで 夜に降り立った またがって からかって 手も足も 出ないってことにしてくれない? その驕り思わせぶり たぶん、 どこでも売ってるキャンディ なんちゃってゴメン歌って 安いの美味いのこれまたお似合いの いっそちゃんと見たいよ がっかりするほど間抜けな真実を だけど悲しいぐらいに咬み上戸 どうしようもなく渇く喉が 疼いている 一瞬の為に落下した過去と悪化した ナルシズム 繰り返しに耐え得るタフさが 仇にもなるような 台無しにするのも 案外勇気がいるもんな 思い出せばいい 味はまだするか 疑って疑って これでもかって身体を撓らせて 実は怖くて破れない 期待が邪魔で薄皮一枚 なんちゃって、ほら歌って 上手じゃないほうが 響くこともあるさ 他人が選んでくれたら どこがいいのか考えなくてもいい オバケなんかいないが 君は僕の身体をすり抜ける 表情はそのまま、内臓もそのまま 抗って抗って 見え見えの隙はふざけた ダンスみたい それもこれも本気じゃない 我に返ってしまえばおしまい なんちゃって裏返って 月灯りのほうがよっぽど恐ろしい 暴かれてしまいたい この醜さを 傷付かないからこそ毎夜 死ぬ細胞 窓から街を見下ろした 過ぎた日々を漁って、 いくら汚しても 変われやしないんだ