浮かんで消えてく 言葉は宙に舞う 不安が締め付ける 心ここにあらず 深いため息を 飲み込み沈んでゆくから 僕は奥の方 底へ底へ 潜る ゆらり漂う 時代に身を任せ 選ぶのなんてもう 苦手になったな 誰かが言った 安易なレビュー 本当のことは見えない でも世の中が右と言ったら 僕はなびいてる 浮かんで消えてく 言葉は宙に舞う 不安が締め付ける 心ここにあらず 深いため息を 飲み込み沈んでゆくから 僕は奥の方 底へ底へ 潜る ふらり立ち寄る 帰り道自販機で 今日の疲れを 缶ジュースで補う 無粋な部屋に 手間をかけるはずもなく 今夜も横になっては 画面眺めてる 誰のため 何のため よく言うセリフですが 詰まるところ 自分自身のことばっかりです 押さえ続けていた 心の裏側も 結局いつの間に くすんでるもんだね 時の流れが早いから 一人置いてきぼりにされる それだけがただ怖いから 考えるのをやめた ぼんやり見つめる 月を見つめてる 薄色の空に 漏れる息は白く 高く舞い上がり そのうち見えなくなる 今日が終わる 明日が来る 願わなくとも 明日は来る