クリスマスには どうか雪なんて降らないで 二人のキスを 思い出してしまうから 彼女とはもう終わったことだからと 不安な私を慰める瞳が揺れていたね 予定より早く 着きすぎたあなたの部屋 "Merry Christmas"ドアの向こう側に とても気まずそうな あなたと彼女 ウソだと言って なんてもないと ねぇ笑って 彼女の前で 私を「好き」と言って 重ね合う日々をいつも数えていた 二人を越えれば 愛を約束されるようで 私の中に見ている誰かのことに 気づかなかった訳じゃなくて あなたを信じていたかっただけ クリスマスには 大好きな街が滲んでく 輝きさえも 今日はただ切ないよ それでもずっとあなたに会いたい そう傷ついても この悲しみも刹那さえも 越えてゆけるから クリスマスには どうか雪なんて降らないで 二人のキスを 思い出してしまうから クリスマスには 大好きな街に雪が降る そして私は 別れの詩 歌うの