冷めた目つき 感情の無い人だかり 人を信じられず 怯えた夜 狂い果てた後 感情の無い街の中 震え気が付け(めざめれ)ば 逆さまに見え隠れする 笑い続けているのか 感情の無い人だかり 針で毒を飲んだ 怯えた夜に 理性が抜け出て行く 感情の無い街の中 巨大な鳥に乗り 何かを握り締めていた 手を裂く破片 限りなく透明に近いブルー 生きていたと感じられた 白い粉は消える 羽を広げ空を楽しむがまま 血の流れが痛い BLUE TRANSPARENCY 「遠回りしていた。」 「怯えていた。」 「今、気が付いた。」 「死ぬ前に。」