錆び付いたセピアの心 仮初のチルに騙されている 「今はこのままでいい」 と言い聞かせ 夜明けを先延ばしにしている でもどうしようもなく 心が乾くんだ 思いのまま旅に出ようか ここは東京ルート246 誰も彼もすでに寝静まっている 80’sのDiscoと風に揺られ進め ここは東京ルート246 闇に動くのはフロントライトだけ 高揚感だけ持って特に目的もなく 朝まで いつしか記憶は流れ 無情な言葉に絡め取られ 巡る日々さえも怖くなりそうだ 大人になるほど窮屈になりゆく ここは東京ルート246 夢も過去も明日も全部持っている 東京ルート246 やがて空は白む ここは東京ルート246 羽根か泡のように軽くなってゆく 東京ルート246 思いのまま朝まで走ろう