真面目過ぎたら 一人きりになるみたいだ 正し過ぎたら優しさから 遠くなるんだ それでも間違いを赦せない世界だ 嘘を吐いたら誰かが傷付くんだって 幼い頃教わったはずなのに どうして? 大人になったら痛くもないんだろう 気付けば丸腰のままで 笑われることに慣れてしまう 優しいままでいようとして それすら嘘になる 僕が僕で居る それだけで誰かの世界を汚すなら 一人で良いと願いたいんだ それが優しさだと思ったよ それが生きるという事なら 終わらせたいと望めるかな 全部が全部本当さ 僕も偽物だとするなら 腐敗しない様に凍ったままで 仕舞い込んだ 嫌われたくないって ラベルもちゃんと貼った それでも真実だけを愛してしまうよ 誰にもなれやしないから 誰かの言葉にそっと映した 僕は未だ僕のままで 「幸せだよ。」って歌う 幾つ夜を重ねた? その度何を見つけた? 戻る為の足跡は 涙のせいで泥濘む ねぇ? ただこの言葉を溶かしておくれよ ねぇ?このまま忘れて嘘になる前に 僕が僕で居る それだけは疑う事が出来ないなら 世界が望んだ本物で在る 事に意味など無いかもな 忘れられる事が怖くて 嫌われたくもないけど でも唯一信じた感情を 偽物のままで歌うから 溶け出した情けない日々を僕は歌う こびり付いた赦せない過去を僕は 歌う 吐き気がした笑えない明日を僕は 歌う 嘘みたいな本当の命を僕は歌う