サラバ愛しき人よ サラバ虚しき愛よ 滝のように涙流す 人がいたら 運命なんて言うな 当然の顔すんな 流れた涙なら ふけばいいじゃないか 運命だとすれば あきらめもつくか 過去に何が埋まってるの 光る三艘の船 黄昏の街に 男の船が出る 「変わらない、しょうがない」 それが男の口癖 見慣れぬ風景に なぜに戸惑うのか 新しいこの風に 吹かれようとしないのか (ひとつ)一人のために (ふたつ)流した涙 (みっつ)みんなのために 抑える調和は必要か 朝も昼も夜も 心とらえて離さない 不安を乗せて走る 光る三艘の船 霧深き朝に 彼女の船が出る 「がんばろう、とどけよう」 それが彼女の口癖 見慣れた風景を 彼女はなぜ笑い 日常の優しさを 拾い繋げられるのか (一人)最初は誰も (二人)愛しあったら (みんな)自然に高く うねりをもって生きるのさ 誰も一度は通る 甘く切なき道よ 期待を乗せて走る 光る三艘の船 ああ内なる自分 外から見た自分 理想めざす自分 本当に 本当に 今は今は今は 輝いているのか 運命なんて言うな 当然の顔すんな 運命だとすれば あきらめもつくか 見送る人がいる テープが投げられる さあさあ船が出る さあさあ出発だ サラバ愛しき人よ サラバ虚しき自分 ロマンを乗せて走る 光る三艘の船 光る三艘の船 光る三艘の船 サラバ号 サラバ号 サラバ号よ走れ サラバ号 サラバ号よ 夢を乗せて