地方出身 ギターを背負って向かうビルの地下 『音楽をしにきました』 僕はどこにでもいるアーティスト 地元ライブハウスの身内ノリが 嫌いだった 僕らは 戦っている お誘いありがとうございます。 出演できて嬉しいです。 ノルマはまだ少し、 高い壁だと思っています。 僕は負けてないや こんなバカやってられるのは 君が見ててくれるから でも あの子だけ見て帰ろうって 最後までいて欲しい 『ファンになってください』って 意味の 『ありがとうございました。』 ブッカーの人に言われた 『全然入ってこなかった』 言われて初めてわかる評価 今日は 失敗だった 『どうしたらいいですかね』って 人に聞くことじゃない気がしたけど 言葉がそれ以外見つからない トッパーのバンドよりは 絶対いけてたと思う トリのシンガーには 勝てそうもないけど 挟まれて解る 『もっと売れたい』 『もっと売れなきゃ』 毎回悔しい そんな場所 ライブハウス 来てくれてありがとうございます。 相変わらずリハ後は暇でした。 売れてる人たちは 時間の使い方もうまいんだろうな。 今は負けられないや 慣れたなんて言えないけど この緊張は嫌いじゃないから 自分に嘘つかないって決めたんだ 手拍子は半ば強制 突き上げた手はファンの証 そうゆうのはワンマンでやれよ でも 気持ちいんだろうな 誰かに圧倒されて 影響されてみんなどんどん 丸くなっていく そうやってパターン化してる アーティストなんて 誰もついてこない 絶対曲げない芯だけはブレずに あなたに届けたいんだ 僕は負けてないや こんなバカやってられるのは 君が見ててくれるから 一人でやってるんじゃない でも 一回のライブじゃ 伝えられない事もたくさんあって だから 『また会えますように』って思いを 込めて 『ありがとうございました。』