渇いた街を打つ雨音に 心軋む声を隠した 認めたくなかった 私には 特別なもの何一つない事 どうして それじゃいけないの どうして 自分を愛せないの 溢れて落ちる雫を心に 強くなりたい声に出した 握りしめた 手の中に 何があるの 確かめてみるの 〈♪〉 水鏡映す私の姿を冷たい雨が揺らす ほかの人の様になりたくて 無理をして笑った 今日 どうして こんなに苦しいの どうして 自分を愛せないの 溢れて落ちる雫を心に 優しくなりたい 声に出した 素顔のままでゆきたいのに 受けとめる力が欲しいよ 〈♪〉 明日まだこの体震えてても あたためていこう 少しずつ私を愛せるように 溢れて落ちる雫もいつかは きっと強さに変わる そんな気がしたよ 通り雨が 教えてくれる 見上げてみなよ もうすぐ晴れるから