恥を吐いて膨らませた風船を がむしゃらに それはそれはもう無我夢中 配り終えた道化師がいたという それに触発されてしまった訳ではね 無いけれど 無いけれど 毛布に隠れるだけが 取り柄の僕は歌を口ずさんだ 牙の見せつけ合いなど この御時世や性にもあわないが 影すら出来やしないこの身に スポットライトは当たりゃしない 僕は永遠に襲い来る夜に怯えて 刃向かう術も無く この場所だけは奪わないでと 獣みたいに無様に吠えていた 湾曲したネックでも良い 爪弾く姿をイメージし 刷り込ませて踊り狂えよ 右脳左脳 新しい世界にあなたを連れて 行くから こんな世界で止まってる 場合じゃないのさ 最低な日々も無駄じゃないと 笑えるさ 部屋の隅独りぼっちで震えてた 僕はもう居ない ブランケットはもう要らない 誰かがこの場所を地獄だって 言い始めた 中で待つは残酷な観客 何とも陳腐な見世物芸だと手を叩く が、寧ろ歓迎さ 懲りもせずにさ生きていこう やらない善よりさ やる偽善の精神でいよう ワンキルだけじゃ物足りない ツーショットそう刻め眼に 3Dじゃ表現出来ないよyou know 嗚呼 世界に独り取り残されても 声を届けよう 確かな熱が在るから 歌と言葉が そう抜け道になるのさ 部屋の隅 無意味ロンリーデイズ 過ごしてた僕はもう居ない ブランケットはもう要らない ブランケットはもう要らない 叫べ 喉がたとえ焼き切れたってさ ブランケットはもう要らない ずっとずっと先に まだまだもっともっと欲に 忠実であれよと唱えていよう 最低な今を吐き出せ 道化師だって揶揄されても良い 恥の無い栄光など無い 嗚呼 未来に独りだけで行くんだね 誰が貶そうと確かな熱が在るから 抱いた希望に安値なんて 付けさせない 解放しよう 偽物じゃないこの熱を 新しい世界にあなたを連れて 行くから こんな世界で止まってる 場合じゃないのさ 最低な日々も 無駄じゃなかったんだなと笑えるさ 部屋の隅独りぼっちで震えてた 僕らは此処に立ってる ブランケットはもう要らない