こんなに晴れた日がうれしいって 知らなかったのぼくだけみたいに 笑う 自転車のぼくたちを拒む 歩道橋を通るたびに腐す 春になって 春になって 春になって 安心してね 靴の裏の模様で赤錆びた 白木蓮を掃いたら 同じように工事は進むよ あなたがいなくても 一人で歩けば 少し早く着く教室まで 考えること 考えること 春になったら もう言わないで 隙間風の向こうで 繰り返す朝焼けがあるなら 同じように歩いていけるって ほんとに思えること 安心してね 靴の裏の模様で赤錆びた 白木蓮を掃いたら 同じように工事は進むよ どこかへ向かう僕も