Track by曽我部恵一
雨宿りの水天宮 あなたは濡れてる ぼくはまた夢見てる 愛宿りのてるてる坊主 夜になり熱が出る 飲みものも切らしてる 書きかけたままのメール 体の何処か隅が燃える よあけの音をきくと 時計の針を戻して あの晴れた日のなかへ 帰って行きたいと 思ってしまうんだ なんだか ひとりで咲いてた たましいのぬけがら ひらひら よふけの門の向こう 物言わぬ朱の炎 戸口に立つぼくらの 姿かたちが 花束のようで なんだか