目もあてられない惨状が 薄皮の下で広がり続けている まだわりと然り気なく確にする 摂取に応じて程度は甚だしい 二律背反構造としての矛盾はなく 生きられなかった反面が 舞台を蹂躙している 線の並列交差からも弾かれたまま 娯楽としての立ち位置 香る終焉に3のアーキタイプ 1つが欠けてバランスを無くし 香る終焉に3のアーキタイプ 内なる世界を抉るような 魂の叫びが木霊するように テーマは程々な愛と 平和と死と何かしら 香る終焉に3のアーキタイプ 陶器の新聞が割れる恐怖と 香る終焉に3のアーキタイプ 浅瀬で溺れる耽溺が 底に入る不感な君を騙し騙 立ち去る影は大きく 滲むほどに薄明るい