僕ら風に吹かれて 空に舞った命の種 僕ら何も知らずに 飛び込んだアスファルト 一人になって気づいた僕は 何も知らなかった 知らなかった だから 君の声でサヨナラを 繰り返すんだ 繰り返すんだ 脳内 立ち上がらない心 撫でてくれていたのは いつも君だった とても君だった 君がいない 君がいない 君がいない 春が来た 春が来た ウグイスの分まで僕が鳴くよ 大きな春が来た 春が来た 春が来た どこに行けば どこに行けば またふたりでいれるのだろう サヨナラの代わりに春を告げて 思っていたよりも乱暴に 投げ出された此処は春 僕の命はこれから 何のために生きていくんだろう 立ち上がらない心 撫でてくれていたのは 愛でてくれていたのは 君なのに 君だけなのに 君がいない 君がいない 君がいない 春が来た 春が来た ウグイスの分まで僕が鳴くよ 大きな春が来た 春が来た 春が来た どこに行っても もうふたりでいられぬコトくらい 空を見れば分かるよ サヨナラの代わりに 桜よ 咲いて 僕の命はこれから 僕ら風に吹かれて 空に舞った命の種