夜は明け陽は登り 上っていく幕の向こうでの ヘラヘラ笑う人の前で 一途の梯子はゆらゆら 上に乗って歩いている 僕の姿はどう映っていますか? その顔に笑いが届くように そんなつもりでいたんだけどさ なんで 一体どうして 今更意味ないけどさ 僕がなんのことをしても 画面に映るのはマグナム 暗い部屋で 光っているあなたの虚ろな瞳 そんなあなたのその瞳に僕は ペイントボールを撃つ 小さな世界の床に散らかす 血色のペイント あなたはやっと色がついたその瞳で 僕を恨むでしょ 小さな四角のテレスコープ 小さななことすら大きくなって 飲み込まれちゃいそうになって あんたはそれしか 見えなくなったよな それでいいかって 思ってしまってさ ペイント溜まりの床で 泳いでみせるわ 血色に染められているあなたの瞳に 映る 白も黒も真っ赤になって 見えてしまうあなたの視野 真っ赤に 染められてるあんたのその画面には どんな色の世界の姿が 映されていますか? 汚れまみれの輝くステージで 響いた一発の銃声と あなたのところに届いた音は きっと違う音がしたんだろうな ステージに返ってくる その銃声の反響は 僕の胸に穴を 空けれるぐらいになっていたのだよ 床に落ちて行く 温かいペイント 血色に染められてる あなたの瞳に映る 真っ赤に 染められているあんたのその 画面には 同じ色の世界の姿が 映されていますか?