意識さえも出来ない程の奥で 秤に掛けて捨てている -上手く繕う-その裏側で 捨てた”かもしれない”モノを探す 答えは出ない 怯えて 疑って (あてにならない) ”大丈夫”飲み込み 在るモノ数えてみた この手は私のモノ この感触も この目も私のモノ この感情も 少なくない、決して。 「らしくある」為に必要なモノと その為に 失ったモノ いつかは報われるってそう聞く度 「期待」は儚く 現実(ここ)は小さく見えた 高く積み上げられた 夢とゴミの山 二つを分けたのは きっと優しさなんかじゃない 繰り返し選び続けた先、 そこに居る私が酷く歪でも まだ愛してくれますか? この手は私のモノ この感触も この目も私のモノ この感情も このまま削ぎ落として 軽くなったら 痛みは薄れてゆく 形を変えて 少なくない、決して。 「らしくある」為に失ったモノと その為に 生まれる孤独