道端にポツンと立っていたんだ。 今日はまだ何も口にして無いが、 目眩はきっと そのせいじゃないだろう 飽きもせず笑っている町の夜に、 倒れそうになった。 「静けさ」と笑って話す君の、 輪郭が消えるほど降ったレイン。 レイン。レイン。レイン。 だから愉快になってきて濡れた 地面を蹴ってたよ 大事な事話そうと、まごついた 貴方を見て無かった 目の前を往来してたのは、 狂った光やらで 「疲れた目を閉じたい」 カラフルな町の中を叫びながら 電車は沈んでいった 水かさはどんどん増していて 町を呑み込んだ 貴方は無口に泳いでたんだ