僕にとって彼が この世にいなくても 朝コーヒーを淹れて きっと優雅に過ごすだろう 僕にとって彼女が この世にいなくても 誰かの自慢話を 画面越しに見てるだろう 僕が見上げた空は 雲ひとつない青でも 彼が見上げた空は 青ひとつない黒でした 命が消えたニュースも クリスマスの朝なら 可哀想だと笑顔で 洋服を選ぶのだろう そんな無関心が 当たり前な世界は 今日も綺麗に色づいてて こんな不満ばかりを 口にする僕のこと 今日も綺麗に 照らしてるんだ 生まれた意味なんて どこにもない 生まれた意味なんか 誰にもない なのに 生きてる意味を 探すのは 寂しいだけだから やめにしよう 見つからないから やめておこう 僕にとってあなたが この世から消えたら 頭の中にその笑顔が 焼き付き離れぬだろう あなたにとって僕が この世から消えたら 鼓膜の底にこの声が 残ってたらいいな こんな無関心が 当たり前な世界で 僕が消えようと何も変わらないけど でも 誰かの心が 冷めないように 足掻いてみることにした 彼にとってこの声が ただの雑音でも あなたにとっての勇気で あればそれだけでいい 彼女にとってこの声が ただの奇声でも あなたにとっての元気で あればそれだけでいい 生まれた意味なんて どこにもない 生まれた意味なんか 誰にもない なのに 生きてる意味を 探すのは 寂しいだけだから ここで歌おう 見つからないから 君に歌おう