答えがないことばかりなんだ 喜び合った日を忘れないよ 記憶の中を探してみても 思い出せるのは知っていることだけ もうどれくらいだろう 真っ赤な夕焼けを見ていない 気がするな 嫌われぬように気にしてばかりだ 夏の終わる匂いがする 熱を帯びた心で胸の奥を砕く 見透かされてばかりだけれども 偶然を叫んだって何も解けない 雨が降ったら傘をさそう 意味がないことでも たまには楽しいね 昨夜怪我した指が疼く 見えなくてもずっとここにある 笑われぬように気にしてばかりだ 時間が経てば忘れていく 不器用な優しさと話し方が好きだ 嬉しい 悲しい その中をくぐり抜けていく 長くない時間は止まらない 晴れも雷も その中をくぐり抜けていく 長くない時間は止まらない