寒い夜だね 凍えた声で雪を見ながら 君ははしゃいでいたね 来年も雪が降るといいのにね なんて事をずっと二人笑いあってた 君と残した雪の足跡に 色褪せることなくこのままずっと 君の声が頭から 離れないよずっとそばにいて この桜が枯れる頃 僕は君を思い歌うよずっと まだ受け入れる事が 出来ずに君の残像を追い求めて 宛もなく日々を過ごす君が 居るはずもないのに 桜咲く雪溶けの春思い出だけは 雪に溶けないで 色褪せる事なくこのまま ずっと 君の声が頭から 離れないよずっとそばにいて この桜が枯れる頃 僕は君を忘れられないよ 振り向けば 雪に散る桜の下いつまでも またね 手を振る君にかける 言葉見つからないよ 凍える夜は 白い吐息混じりの歌口ずさみ 二人笑いあったあの雪の夜 君の声が頭から離れないよずっと 傍にいて この桜が枯れる頃僕は 君の為に歌うよ 来年もここで一緒に同じ桜を 眺めよう 叶わぬ願いをのせて満開の桜が咲く