暴力

歌詞

ガジュマル デスクトップの横 昨日入れた詩は全部捨てよう Ｄｊ シンセサイザーと行こう 浦和の窓 三菱のペンと アイスコーヒーにミルクはたっぷり 影法師の伝言書き込み 昼休みに昼寝はやめた 技術を高める時間に決めた バトルロワイアル お前が勝つか 中二の夏に読むカフカ ドデスカ 夜にアーケードに花咲く ピンクの造花 永山則夫の塾の内装 死刑執行 お前の見る カタカナだけの母への手紙 クールミントの粉に銀紙 夜中に響いた子供の声 労働者の体力衰え 台所に立つ母の背中 男の心に潜む悪魔 地下駐の奥出会うピカチュウ 子供の頃に見てた宇宙 十円と想像力と 子供の頃に見てた暴力と 名前は尾崎 お前の親父 時計よ 止まれ ノイズ ２４６ ロック 目 絵 手 伸ばせ ヘッドフォンであなたにクイズ 夕暮れ見てる四つの目 働く日々に夜 陰府を踊れ 僕らの屍に緑の芽 工場の前の歩道の陽炎 作業着の血を洗う水道 環七ですれ違う表情 妄想 疲れてる人々 ドラッグと浮かれてる人々 今日も生まれてく子供と トラックでぶちまけた部品と 陰口を言わないで生きよう 浦和のチャリとテープ トレヴァー・ホーン ｉＰｈｏｎｅ 多重録音 物陰に乖離 ひまわり 路地裏に魔界の入り口 幼い時に見た人影は あなたが思い込んでいただけだ 壊れたオルガンみたいなループ バス停下校中の女の子 やさしい人になるんだよ 父ちゃん先に行くんだよ 抱っこしてる手のひらの記憶が お前にダビングされた録画 ミッドタウンの二十四階 シド・ビシャスが ベッドルームに笑い 変なＴシャツ着てるデザイナー 掛川リバー ジャズマスター 聞こえますか そこにいますか 何故 僕たちは死んでいきますか 碧い瞳のエリス アフロ 言葉は針飛びしてるボリス 青い空を君に見せたい 次の世代の子供達に 父ちゃんにまだ会ってない頃の 母ちゃん まだ鼻たれの頃の 膝を擦りむいたその血の色 生きるっていう謎 へその緒 ちゃぶ台に茶碗が並び 振り向いて笑うその歯並び おでこを太陽に照らせ 仮面ライダー 拳突き出せ ドラッグなんていらないんだぜ この世界と息子と妻と デコラソー 渋谷二十三時 バベルの塔 ランゲージ 定時 泰子の微笑み 目にいつもの道並み ドラムが抜けてる十六小節 百均で買った白紙の小説 青空が頬を染めてる 朝靄が饒舌に消滅 夕方から夜勤が始まる日は なんだかさびしい気分の様な 俺に聞かせてくれよ ギター 二人の男が奏でる朝だ ＥＡＲで九時 落ち合おうか 十八宮廷 奥の廊下 バーで関係つくるブローカー たまにあの街角に戻ろうか 去年の夏は乳母車 商店街を肩車 十七ん時に聞いたアーハ 親子の影絵 光ったスーパー 絵本の色 丸い黄色 千尋の髪飾りの色 虹色の旅 歩きに行こう もう 会えない時の為の 起きろ 遊ぼう 月 見に行こう 大人になってしまう前の プールに浮かぶ星の陽炎 最後の夜を君と過ごそう 夜のチャリンコ 虫の音 寝ている子供 抱きしめるよ 俺のギターを触ってるよ この瞬間も過ぎていくよ 愛の意味 貝殻の模様が銀河の形によく似てる 神はいるか いないのか 皆 朝のニュースの占い観てる 屋根の上に登って 見渡す景色は確かに愛に満ちて 馬鹿にされてると感じてる 疎外されてると感じてる ギャグを言え こっちおいで 薄暗い場所から出ておいで ユーストリーム フルチンのフリー ブースん中でラップしてるドリーム スリー 数えてる時にブリーフ フォーのバスが深淵に旅 電気の音が頭蓋骨 シンセサイザー ａｋａ「解放」さ ３４９６７０００番 喫茶スマイル テーブルの天板 ミミは二年も家で留守番 坂道に看板 チキチキバンバン 後ろから銃弾 授業参観 欄干を走る警官を俯瞰 戻らぬ瞬間 一瞬「タンッ！」 「お母ちゃん」隠して見な 顔半分