出口のない真夜中に 動けないでいたんだ 君の声 羅針盤 窓の外 明日を覗く 信じないままでもいいかな だけどそばにいたいんだ 確かな答えなんかなくていい 片方なくしたら 飛べそうもないよな 誰にも翼は見えなくても 僕らは 手を伸ばし合い 邪魔な囲いを 壊すんだ 掴めなくてもどかしい 名前のない感情 そのうちにわかるよと そう君は笑ったようで 得体の知れない不安も 今は追い風のようさ 昨日の境界線を超えてく 違う空の下で 見上げた先で すくんだ翼を抱えていた 僕らが 辿り着く場所 見届けたいよ 迷い込む思い出に もう囚われなくていい 現実も 空想も 過去さえも この背に乗せて 色褪せた地図なら 破り捨てよう 高まる鼓動が鳴る限り 僕らは 手を伸ばし合い まだ見ぬ空へ 飛べるんだ