隣で笑う声がして あの日々は続くと思ってた 何気ない景色の中で 温もりを感じていたのに 時だけが進んでいく 置き去りの心のまま 横にいるのが当たり前だった そう思ってた 疑いもしなかった 触れる言葉も 交わす視線も ずっと続くと信じてた 最後の言葉も覚えてる 「またね」って笑って手を振った 今となれば儚く滲む 戻れない景色の中で 季節はまた巡るのに 心だけは動けないまま 横にいるのが当たり前だった そう思ってた 疑いもしなかった 触れる言葉も 交わす視線も ずっと続くと信じてた 声を探して手を伸ばして 届かない現実の中で 名前さえも呼べないまま 空へと溶けていく 失くしたものが多すぎて 今もまだここで立ち止まる 触れる言葉も 交わす視線も 遠い夢のように消えていく