6月の空 灰色のベール レインコート 自転車で走り抜ける 教室に着いたら ずぶ濡れの背中 靴下は乾くまで 待つしかない 教室の中 雨の匂い 僕らは濡れたままで 未来なんて見えなかった dance in the rain あの頃の僕ら 雨と一緒に生きていた びしょ濡れの笑顔で 意味もなく笑った 意味もなく笑った 教室の中 雨音のメロディ 外で響く雷鳴 校庭の犬も驚いた Smile in the rain あの頃の僕ら ただ雨を眺めていた 部活が中止になれば 少し嬉しくなった 靴の中に新聞紙を丸め 明日を待つ あの頃の僕ら 雨と一緒に生きていた びしょ濡れの笑顔で わけもなく笑った びしょ濡れの笑顔で わけもなく笑った