黒い月のように 遠い物語 掠めた香りで 織りなす記憶が 広い空を染めあげてく 緑色然り 深く過去の方に くすぶる景色は 君の影の中 小さく揺れてる 違うよ 奪われゆくは孤独の日々で 涙しないよ 静かにきっと きっと 一つのものがゼロになる それだけ 雪解けの夜 月明かりの下そっと 溶けないで 君の事忘れてしまうから 雪兎をここに 時の流れより 早いものはなく 争いの日々は 全てを消し去り 心ならず花咲く 願うよ もし生まれるモノがあるならば 違う未来を 作れるきっと きっと 全ての事を愛すればそれでいい 終幕の日に 手探りの歌うたうよ 聞かないで 生きる事望んでしまうから 枯れてしまうまで 雪解けの夜 月明かりの下そっと 溶けないで 君の事忘れてしまうから 雪兎をここに