夢ならば醒めないでくれ 朝が来ないように 海の底を歩いていて良いかな 朝に気付かぬように そんなこと言ってないで こちらへ 手の鳴る方へ 言い訳も見付からないよ 漂って 流されて 緩やかに小さくなって いつの日にか会えるかな 口約束さえないまま遠ざかる光 「焦らないでこっちおいで」 「慌てないでこっちおいで」 「言い訳も待ってるよ」 漂って 流されて 緩やかに小さくなって 嘘を吐いて 嘘を吐いて 合わせる顔などなくて 漂って 流されて 緩やかに小さくなって 嘘を吐いて 忘れちゃって ただそこで輝いていてくれ