Track by未来電波基地
誰も知らない部屋で暮らしてる 太陽のあたりは午前を除いて皆無 静寂は遠い ビル風が淀んだ 煙草の灰が 空中を舞った サイレンは近い 電話鳴らない 蝉の死骸だけがベランダに落ちた 薬飲んで夜に眠る 目の下のくまはとれない とれやしない 再放送みたい 思い出みたい 感傷的記憶が秋にさまよった 見たことのある 聞いたことのある 匂いや映像が 目の前に浮かんだ 表情は誰も知らない その声は誰も知らない