あの子がどんなにどんなにどんなに 叫んでただろうか あの子がどんなにどんなにどんなに 深く刻み込んで 踏み潰された一輪の花を見てあの子 は 「どうしてこの花はこの世に生まれ てきたの?」って聞く その時あの子が抱え込んでいた傷跡 や 質問の意味に僕は気づけなかった あざ笑うように歪んだ壁は まだ小さな心 身体壊してゆく あの子がどんなにどんなにどんなに 叫んでただろうか あの子がどんなにどんなにどんなに 生きたかっただろうか 土に眠った花はまた美しい花咲かせ るだろう 僕は何気なくカッコいい靴が欲しい 。お金が欲しいと あの子の前で言っていたんだけど あの子はその話をただ笑って聞いて は 消えそうな声で「僕は”愛”が欲し い」と言った 当たり前に流れていたあの瞬間に いくつもの涙溢れおちる あの子がどんなにどんなにどんなに 愛してただろうか あの子がどんなにどんなにどんなに 愛されたかったか 土に還った花の子は愛の光を咲かせ るだろう 触れれば壊れてしまいそうな脆くて 儚い心を ぎゅっと強く抱きしめて もう二度と繰り返される事のない様 あの涙胸に深く刻み込んで