落ちる空の破片 姿儚げでも 力強く美しい 見惚れて息をのむ 束の間と知りながら 身を任せ揺れてる 踊るように打ち付ける その声を聴いていた 長い道程を歩んでいく中 誰もがそんなふうに人を愛せたなら 縋るほど絡む 螺旋の命 何を求めて 一縷を束にしては 胸に留めるけど 逃げるほど絡む足元 何も振りほどけずに 深く沈み込んでも呼吸を止めない 裁きの詩が聴こえるまで 数えきれない程の その一つ一つが 別の空に生まれて還る場所は同じ 目を背け耳を 塞ぎたくなるようなもの 無垢な瞳のままじゃいられない 無数に降り注ぐ祈りにさえ 気づけずに 誰かの恵みにもなれずに落ちて行く ポツリポツリと何の音 あなたの片腕欲しがる音 無数に降り注ぐ祈りにさえ気づけず 形を変えながら ただただ堕ちて行け 縋るほど絡む螺旋の命 何を求めて 固く結びついては 呼吸を止めない 裁きの詩が消えるまで 束の間と知りながら 数え切れない 堕ちる空の破片