理由も無いくせに積もる砂のような 心のざらつきはあなたの仕業だと 言い訳並べたらちょっとだけ涙 「一人で生きるさ」と決めた夜 綺麗になるかな? 時間(とき)が濁せば記憶は朦朧と 雨上がりの水溜りに 浮かんでいた花弁 粉々になっても色褪せずにずっと この胸の奥に痛みを残すから 悪戯な風に攫われ続ける恋は砂埃 あなたが残した形のないもの 一人繋ぎ合わせ見上げた月も 朝を迎え繰り返す何気ない日々も いつしか慣れてしまえばいいさ さよなら言えずに 弱さ隠した日々には「グッバイ」を 砕け散って舞い上がり 空に消えた風の中 粉々になっても色褪せずにずっと この胸の奥に痛みを残すから 気まぐれな雨で泥々になっても Ah… きっと 言葉に変えても伝えきれないもの 手離したいほど I'm just tracing the shadow 悪戯な風に攫われ続ける恋は砂埃 ほら…また此処に