破れた ノートの端と 掠れた きみの文字 思い出す なんて嘘をつく それでも 僕らはまだ 間違えてない そうだ、 繰り返してきた罪を縺れている それだけ、だ。 僕らそうだ、そう 思い出せ あの日に絶えた 君の声がまだ 僕の中零れているって言葉 まだ言えないの なんて言葉 言えないよ 僕は明日、ここに居た 記憶がまだ 埋もれないように 手の甲に描いた しるしを 身体に歪んだ言葉 添字がゼロになるまで 下がって繰り返していく 僕らそうだ、そう 思い出せ あの日の夕日、君の目に映る 君のこと、忘れないでいたいよ ここにいたいよ 酷く空 そう追いかけて、 夕日に沈む この世界がまだ 僕の中沈まぬようにってことも まだ秘めている
