つぎ会う日まで

歌詞

話せないまま終わりがきて 震えた文字でさよならを 一つの言葉が釘を刺して そんな後悔を今に呑んだ このままじゃ自分も崩れそうなので 中々簡単にはいかなそうだな 縋って溢した涙　拾い集めて 時間が解くと言うなら それまでどうしようか 涙が落ちる前に歩かなきゃな 悲しみを誤魔化せるほど 器用じゃないから あと少しだけでも贈れる 言葉があるなら 「また話せたらいいな」なんてね あなたの別れの言葉が 精一杯の愛情なんて 今は素直に受け取れない 半年の幸せが数年物みたいで あなたと歩んだ思い出は幸せな 日々で増えていく 伝えたい思いが言えるなら 例え世界が進んでも僕は 待っているから 大丈夫って。 見慣れた景色なのに何かが違う いつもと違うように見えたんだよ あなたを知らない時から見てた 風景は 今はまるでモノクロの世界のようだ また色をつけないとね 壊れたままの時計の針が 左周りに進んでくれたら 時が経つほどズレていく 二人の歩幅を合わせ直して あなたの声をまた聞きたくて 疲れ切ったその横顔は 悲しみを抑え切らないで 二人で眺めた海も 今はただの青色に見えるんだ あなたが言う 「今までありがとう」 僕も言った 「こちらこそありがとう」 思ってもない事口に出して そんな後悔をまた一つ飲んだ 旅立つ夜に握り返した 冷え切った指先はただはかなく これからまた同じペースで歩めたら 今度は違う場所で会えるかな 変わらず好きなんだ あなたが置いていった言葉が 今の僕にも届けたのなら 次は素直に受け取るよ 元気な姿でまた会えたらね 会う度にくれた微笑みも迫り来る 約束の日まで 最後に伝えたい思いは 例え世界が進んでも僕は 待っているから 大丈夫って。 また会える日がきたらいいな でも今は眠ろう 次会うそのときまで