鮮度が落ちていそうで 幸せを並べれば オーロラはカーテン 蕩けた半生 感動は 長けりゃ心を失うとか ブレーカー 手を差し出して 揺れて ここは匣になって 血相を変えて軈て飛び立つ 楽園は向かいたい デコイ が設えていく階段に 見惚れながら落ちて 抽象像の角に下り立つ 楽園は向かいたい 辿り着く場所はいつだって 座標でしかなくなる リュックでは明日が 茹だっている すやすや光るエレキ 押し寄せる人波に 航路は明後日 汚れたカーペット 愛情は 溢れりゃ四季すら失うとか ブレーカー 手を差し出して 揺れて ここは匣になって 血相を変えて軈て飛び立つ 楽園は向かいたい デコイ が設えていく階段に 見惚れながら落ちて 抽象像の角に下り立つ 楽園は向かいたい 夢の上で生まれたベイビーは 夢と家族のように生きていく そして巣立っていく 幻じゃないのにどうして 幻のように消えていく 窮屈な気持ち 茹だっている 茹だっている