道端に咲いている名もない白い花も 日向でのんびりと欠伸をする子猫も そんな日常に「何か」感じ 物語が始まる 小さな幸せも楽しいことも 一人完結するより ありきたりな言葉を載せ 私は歌う こんな拙い旋律に ほんの一瞬でも 心が動いて、寄り添えるなら 私は歌い続ける よく晴れた次の日は嵐のような 土砂降りで そんな日に限って傘は家に忘れた 髪も服も濡れて 体は凍え 「ついてないね」なんて… 小さな不幸もやもやも 一人溜め込むなら ありきたりな言葉を載せ 私は歌う こんな拙い旋律に ほんの一瞬でも 心が動いて、寄り添えるなら 私は歌い続ける