遠く遠く聞こえてくる 雨の足音 流れそうな僕の鼓動 響く笛の音 浅く浅く細い呼吸 沿わせた指が まだ震えるから 口に出せないこともあるの 誰も彼も分かってるのに 忘れたふりをして生きてる 前だけしか進めないなら 何処へ行くの?崩れそうな ガラス玉のような永遠を 辿る足跡 染めてく赤 止まない雨も 解けない謎も すべてこの世界を彩り続けて 僕を壊してく 青く青く染まる星の行く末なんて 心配そうで無関心な人の集い 重く重く抱きしめた真白な心は まだ引き出しの中 手の届く所にあるの 誰も彼も気付いてるのに 知らないふりをして生きてる 前だけしか見えないのなら 戻らないの?戻れないの? 振り向いた刹那の楽園を 擦る目がまた染まってく赤 見えない過去も 触れない傷も 君を作る一つの結晶ならば 誰か焦がして