君の開けたドア 隙間からは熱 この世界にはない 価値ある声 どうか 許せる君でいてねと言う 変われなくてごめんねと言う 言い訳 生き延びる愛 愛 ベッドの下には恐怖の使者 二人の交わりで目を覚ます 目があう ベランダで踊ろう 一人が二人 ほとんど明かりのない夏の夜に メリーゴーランドの汽笛が鳴る 掴む場所のないユニコーン 眠っていても 目覚めていても こわがりな君 おざなりな僕の肩に 手を乗せて しがみついて こわくないと言えるかな あぁ回ってるだけで あぁどこにもいかないから 言い訳して うそぶいて 恐怖は抱き締めていて 風が閉めたドア 急に冷める熱 眠る君の横 そっと抜けてく ベランダでタバコ ひとつがふたつ ほとんど頼りのないシャツを羽織る メリーゴーランドは軋み回る ほとんど穢れのない夏のあの日 ブギーマンを埋めた排水溝は すべてに繋がっている 叶っていても 愛していても 怖がるがいい いつだってその肩に 爪をたて 牙を剥いて 幸せのそばにいる あぁ生きてるだけでは あぁどこにもいけないから 欺いて 押さえ込んで その手で君に触れ ベッドの下には恐怖の使者 二人の交わりで目を覚ます 押し退け こわくないと言えるかな 眠っていても 目覚めていても こわがりな君 こわがりな僕の肩に 手を乗せて しがみついて こわくないと笑えてる 笑っていても 愛していても こわがるがいい いつだってその肩に 手を乗せて しがみついて こわくないと言えるかな