さよならのワケ 忘れたな 白い息吐いて 君が笑う 細かく順序決めた夢 ねえ 叶えたの? 諦めたの? あのときの真相なんて 全然興味ない 今すぐなら渡れそうな 横断歩道 けれど 動けない ほかのルート たくさんあるって知ってるから けれど 今から何もかもを なげうってみたい けれど 言い訳はいくらでも 私 思いつけるよ でも でも 大事なことって なるべくは 白い線のように飛ばしていたい 夜中の信号の明滅が ほら 駆け出せと 急かしていた 横顔の視線泳がせ 曖昧な返答 優しいふり 私ばっかり 決めなきゃダメ? けれど 「あのころはごめんね」と 謝ってこないで ずるい けれど 今なら ちがうのかも 運命という後付けを 言葉で断ち切るほど まだ強くなれてないよ でも でも 君が 指さす 賑やかな方 こっちのほうが近道と けれど 私はまたこのまま まっすぐ歩いてゆくよ けれど 「あのころはごめんね」と 謝ってこないで ずるい けれど 今なら ちがうのかも 運命という後付けを 言葉で断ち切るほど まだ強くなれてないよ でも でも