そういや 変わりゆく季節の色を見てた 忘れかけていたな そういや いつの間に傷付くことに慣れた それもどうでもよくて こうして 自分に嘘をつくような 言葉がまた口をついた どうして別人のような 心が浮かび落ちてく 夢を見た どこまでも凍てつくような夜空が 恐ろしくなった そう今どちらでも 世界は拡がってく僕を置いて 明日のその先へと進み続ける 何をしても何を聴いても 返ってくるのは虚しさだけだ 潰えた夢もいつか忘れて 当たり前に時は過ぎ行く 「もう、いいや」 気付けば口癖になっていた 「もう、いいや」 とある日の凍てつくような言葉を 真に受けたままで 「それでいいや」 どこまでも冷たくひろがってく 空を見上げ 今もその先へと歩き続ける 何もなくても 「もう、いいや」