また今日を照らす 街灯の灯りが 僕と影を離す 繋いだ心も身体も いつかは離れ ターンオーバーを重ねる あの頃の景色も、いつもの顔も、 貴方でさえもう瞳に写すことは無い さよならの意味を さよならの意味を 永遠という理想は 永遠に叶うことは無い 変わりゆく世界、物、人、貴方 スピードに疲弊してしまった僕の 全ての喜びも悲しみも 永遠を叶えられず 終わりへの言い訳にしかならない 貴方の理想と未来と 僕の現実と期待と 言葉の距離と記憶の 狭間に彷徨う追憶の足跡 生きては終わる 生きては枯れる 目をそらす 貴方と僕も 孤独に心を焦がす 代わりなどいくらでもある世界で オリジナルと呼べるものは 見当たらない 鉛筆の芯のような僕は ただただ擦り減らして終わる 終われば新しいものが筆箱に加わる 感情は動かない 1秒ごとに世界は 変わってしまうから 夢の中で生きた貴方とぼくの 記憶は儚くも燃え落ちた それに生ずる灯火がどうか 貴方の足元を照らすよう 空に願いをかける ぼくだけを残して 世界は過ぎ去ってしまう 亡骸を喰らう時間が欲しいよ 先に進めよ 貴方と生きた証を 言葉に出来ない気持ちを 繋いで 紐解く 貴方と見た夢の記憶 変わらないで また繋ぎ直す未来へ 変わらないで 戻らないで 進まないで このまま このまま このまま このまま