<想い出グラス 唄:大石まどか> <詞:土田有紀 曲:弦哲也> コートの衿に 涙かくして ネオンの海に よろければ 想い出グラスの 止まり木は 氷のすき間に あなたが浮かぶ 頬杖つかなきゃ 崩れそう つのる思いの 忍び雨 私のようね 壁のすみ絵は 春でも咲かぬ 冬ざくら 想い出グラスの 面影に どうにもならない さだめがにくい 飲ませて酔わせて ねむるまで 外は哀しい 泣きしぐれ セーター肩に かけて見たけど 心のさむさ かわらない 想い出グラスの 止まり木は 飲むほど淋しい 夜明けは遠い ないものねだりを 叱るよな 窓につめたい 夜の雨