二度と戻らぬ夏の日を 誰もがきっと知ってる たくさん持ってた秘密は もう 思い出せないけれど 瞳を閉じて あの日に潜れば見える 珊瑚礁 あなたと見つけたブルー 恋に溺れてく 麦わら帽子が 飛ばされて落ちて 地平線まで ただ 道は伸びるだけ 凸凹の心と 少し高めのソール ワンピースの腕は 真っ黒に伸びて わたし、初めての恋をした。 瀬戸内の穏やかな海 わたしの心の青だ カラカラ胸が乾く日は あなたに会いたくなる 何も知らずにはしゃぐ少女には 戻れなくても 教えてくれた優しい気持ちは 忘れないからね なくしたサンダルの片方は 誰かの心にあるわ ブルー 分かち合えるかな 影もなくなるほど 高い太陽と 自転車で走った 生温い風を感じたら なぜか泣きたくなったよ 二度とは会えないの?あの夏に あなたと見つけたブルー 恋を憶えてる 麦わら帽子は 飛ばされて消えた 眩しい夏空は 今も広がるわ 夢から覚めたあと 「あした」が見えたわ ワンピースの腕は 真っ黒に伸びて わたし、初めての恋をした。