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メンソール入りの熱を吸った憂鬱に 後ろ髪を引かれて流れ着いた 二人が小さいから大きなしま 予定の埋まった 休日に胸の筆先濡らして 椰子の実から跳ねた言葉を詩にして 歩く いつも見ていた通学路も今は別世界 二人は空想家だった 深く目を瞑れば金色の孤灯だ 宿題計画立てよっか 秘色の下、熱を奪われて おんなじ体温で眠る 静かに押し寄せる時間の中で 朽ちていく過程のぼくらのしま 光を含んだぼくらのしま