そこの花に名前をつけてあげよう また逢えるような気がするから 隣を過ぎて、もう会わない人の 顔を憶えていつか、思い出そう それなら僕は、大丈夫だと そう思えるから、良いものだよ 月の形をノートにとりながら 明日の月に知らないフリをして 初めて見たはずの、澄んだ色を 誰かの背中に重ねてみたりする それなら僕は、大丈夫だと そう思えるから、良いものだよ… 僕はこれまで、 ずっとそんな感じで… 愛すらもよくわからないまま… 夜の暗さがなんだか好きで… また星空を見上げたりしている… こんな僕らでも大丈夫かと 不安になる夜はあるけど 今と出会うこの夜は 二度とは訪れないから 夢とか思い出とかに 少しの間、手を震わせて! 〈mc〉