街路樹 君を待つ お大事に 風が運んできたよ 僕は遅いけど 懐かしい 香りがした25時 変わらない街並みに 「ただいま」って君は 世界に色をつける 木漏れ日に揺れる 時折触れて思う 今、全てを愛せる 時計仕掛けの針を戻すかのよう あの頃みたくはしゃいでは嘆いてた 日に だけど気づけば過ぎてて あなたはすぐに居なくなって またひとつ、寒空へ ほらね、きみは「またね」 告げていたんだろう 何気ない毎日へ いたずらに君は 世界に色をつける 変わりゆく日々に 「ありがとう」って君は 名前をつけたのでしょう。 木漏れ日に揺れる 時折触れて思う 今、僕は生きている
